大崎市議会 2021-06-25 06月25日-04号
本市においては、大崎耕土の農村景観が持つ多面的な機能の維持、発揮に向け、多面的機能支払活動を通じた用排水路や農道などの面的保全をはじめ、いぐね景観の保全、市民や企業ボランティアの導入などの施策を推進しております。
本市においては、大崎耕土の農村景観が持つ多面的な機能の維持、発揮に向け、多面的機能支払活動を通じた用排水路や農道などの面的保全をはじめ、いぐね景観の保全、市民や企業ボランティアの導入などの施策を推進しております。
農業用の用排水路については土地改良区を中心に、地域の水利調整組織や農地所有者に至る重層的な管理に加え、多面的機能支払活動組織による維持管理など多様な主体が参画する管理体制が構築されております。
次に、多面的機能支払活動組織の高齢化に伴う現状と対策につきましては、多面的機能支払交付金は近年、農村地域の過疎化、高齢化、混住化等の進行に伴う集落機能の低下によって保全が困難となってきた農用地、水路、農道等の草刈りや泥上げ等の農村資源を共同で保全する活動に支援する制度となっています。
次に、大綱7点目の世界農業遺産についてでございますが、認定を踏まえた今後の具体的な取り組みについては、農産物等の認証制度などの共通ルールづくりや生物多様性のモニタリング、ジアスツーリズムの推進、国内外へのPRなど、大崎地域1市4町で広域的かつ一体的に取り組むべきものと、各市町で取り組んでいる農産物の生産振興策や担い手育成、多面的機能支払活動を通じた水管理基盤の保全、活用の取り組みなど、事務事業の連携
今後は担い手の育成対策を進めるとともに、農家のみならず多くの地域住民が参画する多面的機能支払活動などのさらなる拡大策により、本地域の農村風景の保全、継承を進めてまいります。 また、用水路への板堰の設置により、小さな砂だまりをつくり出すなど少しの工夫によって多くの生き物たちの生息環境を再生することができます。